テニスには大きく分けて4種類のショットがあり、フォア・バックで分けると6種類に分かれます。これらのショットを解説していきます。これは基本的な打ち方になりますのでプロのようなスイングは他のサイトをご覧ください。
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フォアハンドストローク
利き手の手の平でワンバウンドで打つ
手のひらをラケットに見立てて打つと、利き手の手の平がフォアのラケット面になります。
ボールを横投げする形に近く得意な方が多い
テニスのフォアハンドは、球技の基本的なボール投げの横投げに近い動きです。
投げる動作に似ているため、得意な方も多いです。
グリップの種類が多い(コンチネンタル、イースタン、セミウェスタン、ウェスタン)
フォアのグリップは4種類あり、無難なグリップはイースタングリップかセミウェスタングリップです。
スピン回転を掛けたい方はウェスタングリップを選ぶこともありますし、
ネットプレイを中心にする場合はコンチネンタルグリップになることもあります。
しかし、基本的には一番力が入りやすいグリップが良いと思います。
テニスを始める時に最初に覚えるショット
最初にラケットを持つ時は利き手に持ちます。その状態でボールをつくと、フォアのグリップに近くなります。このショットが最初に覚えることが多いです。
打つ方に自由度が高い半面不安定になることもある
フォアハンドは得意になる方も多いですが、片手で打つため自由度が高く、そのために脇が空いてラケット面が不安定になることがあります。
相手のボールが速くなると振り遅れて打点が後ろになる場合もあり、その為に3~4年で苦手になる方もいます。
ラケットを持つ肩が後ろになることでの欠点
フォアハンドの構造上、後ろの肩から腕を前に伸ばして打つため、打点を前にすることが難しいです。
簡単な方法はグリップを厚くすることです。
バックハンドストローク
片手バックと両手バックの2種類あります
バックハンドには片手のシングルバックハンドと両手のダブルバックハンドの2種類があり、現在はダブルバックハンドが主流です。
初心者の方にはダブルハンドが力が入りやすく、お勧めです。
片手バックは利き手の手の甲で打つ感覚
片手のシングルハンドは、利き手の手の甲で打つ感覚になります。力が入りにくく、必ずグリップチェンジが必要です。
両手バックは逆手のフォアの感覚
両手のダブルハンドは、逆手の手の平の感覚で打ちます。右利きの方は左手のフォアとよく言います。逆手だけでフォアの練習をすることもあります。
苦手になる方が多い(力が入りにくい、ボール投げの逆の動作の為など)
- ダブルハンドは逆手のフォアの感覚で力が入りにくい
- シングルハンドは利き手の甲で力が入りにくい
- 利き手の逆の手でボール投げをする動きで体が動きづらい
グリップチェンジが必要
構えはフォアのグリップで待つことが多く、バックにボールが来ると利き手のグリップを変えないと打ちにくいです。
- ダブルハンドはスピンが打てない
- シングルハンドはラケット面が上向きになりスライスが掛かる
サーブ
試合を始める時の最初のショット
試合はサーブから始まります。そのためにサーブを覚える(サービスコートに入れる)ことが試合では最優先になります。
自分でボールを上げてノーバウンドで上から打つショット
サーブ以外のショットは相手が打ってきたボールを返球しますがサーブは自分でボールを上げて打ちます。
そのためにボールを上げるトスアップが重要です。
ボールを上から投げるような感覚
サーブはよくボール投げに例えられます。ちょうど野球のピッチャーの上投げに似ています。
サーブの練習では初めにボールを遠投してから練習に入ることも多いですね。
1回ミスしても2回打てる
テニスで唯一ミスが1回許されるショットです。
そのため、1本目は強気で攻めること(スピードを出す・コースを狙う・相手の正面に打つ・相手の苦手な所に打つ等)が多く、2本目は慎重に入れることが大切です。
フォアボレー
利き手の手の平でボールをキャッチする感覚
ボレーは相手のライナー制のボールをネット前でノーバウンドで打ちます。(ハーフボレーはワンバウンド)
フォアボレーは右利きの方は右手の手の平でボールキャッチをする感じで打ちます。
グリップはコンチネンタルかイースタンが適している
フォアボレーのグリップはコンチネンタルグリップかイースタングリップが適しています。
グリップが厚いセミウェスタングリップやウェスタングリップは難しくなります。
厚目のグリップが難しい理由は・・・
1,低めのボール・遠いボールが難しい
2,グリップが厚いためにバックボレーが難しい
3,厚く持つのでスライスがかけにくい
などがありますね。
バックボレー
片手と両手の2種類ある
基本的には片手で打つスタイルが一般的ですが、女性選手の中では両手で打つ方が多いです。
打つ前が両手で、インパクト後に片手になる選手もいます。
片手は利き手の手の甲で打つ感覚
片手のシングルハンドバックボレーは利き手の手の甲でボールを打つ感覚になります。
力が入りにくい場合は、グリップを厚めに持ってください。
片手は両手を開いて打つ感覚
片手バックボレーは打つ直前まで両手で持ちますが、インパクト後に左手(右利きの方)は後ろに残して手を開くように打ちます。
両手は逆手の手の平で打つ感覚
両手のダブルハンドバックボレーは、逆手の手の平で打つ感覚で、ラケット面の感覚は右利きの方は左手の手の平の感じで打ってください。
スマッシュ
ネット前で相手の山なりのボールを上から打ち下ろすショット
打ち方自体はサーブと同じですが、サーブはベースラインから自分でボールを上げ、スマッシュはネット前で相手が打ってきた山なりボールを上から打ちます。
打ち方はサーブと同じ
打ち方はサーブと同じですが、スマッシュは相手が打ってきたボールを打つので振り遅れが無いように打ちたいですね。
ネット前で打てるのでポイントが取りやすい
スマッシュはネット前で上から打ち下ろすので決まりやすいショットです。
男性と女性では力の差がある為スマッシュの目的が変わります。
男性⇒下がらされてもジャンピングスマッシュを決めれるようになりたい
女性⇒甘いロブを決めれるように強く打ちたい
以上がテニスのショットになります。色々なショットがありますが一番打つことが多いのがフォアハンドストロークでこのショットは得意になりたいですね。また試合ではサーブから始まる為大事なショットです。
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