テニスのボレーに関する9つのヒント!初心者でも理解しやすく、画像で詳しく解説します。グリップやボレーの手首の角度だけでなく、様々なタイプのボレーについてもわかりやすく説明します。
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ストロークよりボレーが難しいと言われる理由
私がテニススクールでよく聞くのが、「ボレーは苦手」「ボレーよりストロークがいい」といったボレーを好まない声をよく聞きます。
私自身はボレーが好きなので、こういう声は残念ですが・・・。
原因はさまざまですが、いくつか挙げてみましたが、以下のようなものが考えられます。
ボレーが苦手な方は、この記事をきっかけに得意なショットや好きなショットにボレーをあげて頂くと嬉しいですね。
- ボレーはストロークよりも後に覚えることが多く、打つ数が少ない
- ネット前での素早い反応が難しい
- ストロークは自分のスイングを身につけますが、ボレーはスイングできない時もあり、ボレーのフォームが分からない
- ストロークとボレーのテイクバックの違い
やっぱりボレーは難しく感じられますが・・・
ボレーはストロークと違ってきっちりとした形で打てないことが多く同じスイングで打てないと考えた方がいいと思います。
ボレーの種類
前述の章の4番目において、ストロークとボレーを比較すると、ボレーの方が種類が多く、それに伴いテイクバックのバリエーションも増えます。
この多様性がボールが飛んできた時の迷いに繋がり、また、ボレーが苦手になる原因の一つとも言えます。
では、テイクバックを比較してみると、ストロークのテイクバックは大きく分けて2つに分類され、以下の2種類があります(スピンやスライスは打つ方のグリップによって異なるため、ここでは含まれていません)
- 高めを横から振る高めのテイクバック
- 低めを持ち上げる通常のテイクバック
一方で、ボレーは相手のボールの高さによって様々な打ち方が存在し、それに応じてテイクバックのバリエーションも増加します。
ボレーはその種類が多く、かつネット前での迅速な判断が求められるため、瞬時に適切な打ち方を選択することが難しく、これがボレーの難易度の原因となっています。
ボレーのテイクバックのコツは何ですか?
ボレーのコツはテイクバックと考えずに飛んできたボールの後ろにラケット面をセットすると考えましょう。
ボレーは相手の体勢を崩すためにコートに空きを作り、早いタイミングでボールをオープンコートに打つことでポイントを獲得できます。
ネット前で打つボレーはその早いタイミングが特徴であり、相手のボールによって打ち方が変化します。
これは具体的に言うと、ボールの高さが変わるため、ボレーの種類も変化すると言えます。
では、どのようなボレーショットがあるのでしょうか。
ミドルボレー
ボレーの基本の高さは、腰と頭の間くらいの位置にあります。
ボレーを練習する際には、最初にこの高さでの練習を行います。
この高さでは、ネットよりも高い位置でボールを打つことが可能であり、攻撃的なボレーも可能です。
さらに、目線に近い位置であるため、ボールの高さに対してラケット面を合わせやすいという利点があります。
ただし、この高さのボレーには難点も存在し、腰から頭の間のラケットの立て方が非常に微妙です。
私の経験から言うと、「この高さではラケットのたて方がグリップや手首の角度によって異なるため、注意が必要です」と伝えます。
ハイボレー
ハイボレーは頭よりも上で打つボレーで、そのために攻撃的な決めボレーとなります。
相手が打ってきた高いボールに前に詰めて、ハイボレーでポイントを決めましょう。
ハイボレーはラケットが立った状態で打たれるため、手首の過度な使い方には注意が必要です。
また、決めボレーの際に強打でミスが続く場合は、角度をつけたり短く打ったりして、ミスの確率を減らす工夫が必要です。
ローボレー
ローボレーはネットよりも低い位置で打つため、守備的なボレーとなります。
ネットよりも低い位置からボールを浮かすためには、スライス気味のラケット面を使って、まずはネットを超えるボールにすることが重要です。
相手はミスを誘ったり攻撃を回避するために低い位置を狙ってきます。
返球は通常、深く打つことが基本ですが、相手がボレーの場合は相手の足元に打つことが効果的です。
そのため、基本的な狙い方としては、相手がストロークであっても、ボレーでの足元を狙うのが良いと思います。
ハーフボレー
ハーフボレーも、ローボレー同様に低い位置で打つショットです。
ローボレーよりもさらに短いボールに対応し、ノーバウンドで打てないボールに対してはワンバウンドで返すのがハーフボレーの特徴です。
体の向きはストロークと同じく横向きにし、前足に体重をかけて打ちましょう。
ハーフボレーのポイントは、テイクバックを低い位置に下げ、ラケット面をややかぶせ気味にし、膝を使って斜め上に持ち上げながら打つことです。
ハーフボレーをスライスで返球する方法もありますが、バウンド直後はボールが低くなるため打ちにくく、結果的に後退してしまうことがあります。
ハイカットボレーとハイボレーの違い
同じく頭よりも高い位置で打つボレーですが、ハイボレーとハイカットボレーの違いは以下の通りです。
- ハイボレーは、相手が高くて直線的な強いボールを返球する時
- ハイカットボレーは相手がロブで上から落ちてくるボールに返球する時
この違いにより、相手のボールに応じてハイボレーかハイカットボレーを選択します。
ハイカットボレーでは、上から落ちてくるボールに対応するためにラケット面が上向きになります。
これら2つのボレーの違いは主にテイクバックにあります。
ドライブボレー
ドライブボレーは、相手のロブ気味のボールをノーバウンドで、ストロークのドライブ回転を利用して打ちます。
このショットを選択する際は、相手のボールが中ロブくらいに上がったときが適しており、そのチャンスボールをボレーで打ち込む際により強く打つために使用します。
通常のスライスボレーより攻撃力があり、勢いで打ち込みますが、細かいコントロールが難しい特徴があります。
打点が腰から下は難しく、高目の打点で打つことが望ましいです。
ボレーの種類はたくさんあるんですね
そうなんです。これだけ種類があるのにネット前で時間の余裕がないのが難しい所です。
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ボレーのグリップ①
「ボレーのグリップはコンチネンタルグリップしかダメです!」というコーチも意外と多いですね。
私はいつもこんな感じで答えます。「ボレーはコンチネンタルグリップが正しい持ち方ですが、力が入らない方や持ちにくい方はイースタングリップでも大丈夫です。ボレーに慣れてくると低めのローボレーや遠いボールを打つことも多くなるので、その時に徐々にコンチネンタルグリップに変えていけばいいですよ」と答えています。
そこでコンチネンタルグリップとイースタングリップの長所や短所を探ってみました。
コンチネンタルグリップの長所
正式なボレーのグリップであるため、コンチネンタルグリップは長所が多いですね。以下はその特長です:
- バックボレーがそのまま打てる
- ローボレーが打てる
- アングルボレーが打てる
- アンダースピン(スライス)がかかり、ボールが滑る
- 手のひらの感覚で打てる
- スマッシュもコンチネンタルグリップなのでグリップチェンジをしなくてよい
- ハイボレー系がリストを使いやすい
ボレーはスライス気味に打つので、薄めのコンチネンタルグリップではスライスを掛けやすく、低めや角度をつけたボレーが打てます。
また、コンチネンタルグリップは持った時の手首の角度が少ないため、リーチが広く、遠いボールや高いボールに対応ができ、守備範囲が広がります。
男性は片手のバックボレーが多く、バックハイボレーは手首を使って打つので、コンチネンタルグリップなら手の甲で打つ感覚で打てます。
コンチネンタルグリップの短所
- フォアボレーの強打が難しい
- フォアボレーの高めがスライス気味になり薄い当たりになる
- バックボレーはグリップチェンジが必要
私が実際にコンチネンタルグリップを指導していて、特に難しいと感じるのは、女性の中にはフォアボレーを十分に強く打てないケースや、男性でもスライスが掛かりすぎてボールが浮いてしまうことがよく見られます。
女性の方は、強く打てるまでは、アングルボレーやドロップボレーなど、力を強く込めなくてもポイントを取れるボレーを覚えることが重要です。
一方、男性はフォアボレーではラケットを立て、手首の角度を調整して力強く打てるように工夫してみましょう。
イースタングリップの長所
- フォアボレーが前で打てる
- 高めが強打できる
- サーブ・フォアがイースタングリップならそのまま打てる
- ラケット面が開きにくい
イースタングリップの利点は、主にフォアボレーを強く打つことができ、当たりが厚くなり、高いボールに対しても攻撃がしやすくなります。
一方でコンチネンタルグリップでは、フォアボレーの打点が後ろ寄りになったり、ラケット面が開いたり(上向いたり)して攻撃が難しくなったり、スライス回転が強すぎて薄い当たりになることがあります。
イースタングリップに変えることで、これらの問題が解消されることがよくあります。
実際の経験から言えば、最初はコンチネンタルグリップで始めても、フォアボレーの強打を繰り返すうちに知らず知らずのうちにグリップがイースタングリップに自然と変化することもあります。
基本のブリップが無意識に変わっていくのは、体が対応している結果であり、基本から徐々に応用に変化していく過程と言えます。
イースタングリップの短所
- バックボレーはグリップチェンジが必要
- フォアイースタンでバックを打つと逆クロスやストレートが打ちにくい
- コンチネンタルグリップに比べるとアングルボレーやドロップボレーが打ちにくい
イースタングリップの長所の一つは、フォアボレーが強く打てることです。
これはコンチネンタルグリップよりも打点が前で取れるためです。
ただし、逆にバックボレーでは打点が後ろになるため、そのまま打つとラケット面が上向きになり、ボールが浮いてしまいます。
そのため、バックボレーではグリップチェンジを行うことで打点を前にもってきて、ラケット面を開かずに打つことができます。
ただし、時間的余裕がない場合はグリップチェンジが難しく、慣れるまで苦労することがあります。
また、グリップチェンジを行わずに、体の前傾姿勢でラケット面の上向きを修正する方法もあります。
コンチネンタルグリップとイースタングリップの打点の違い
ボレーは必ずコンチネンタルグリップと思ってました。
そんなことはないですよ。力の入れやすいイースタングリップでも全然大丈夫です。
ボレーの構え②
高い構えとはお腹とグリップの間を開ける?
ボレー時に「構えを高くして!」との指示が出される場合、それは具体的にどのような姿勢を指すのでしょうか。
通常、プレイヤーはラケットを持ち、そのグリップをお腹の前に位置させて構えます。
しかし、「高い構え」では、グリップをお腹の前から上方へと持ち上げることにより、ラケットがより高い位置にセットされます。
このようにラケットを高い位置で構えることが、「高い構え」の状態を作り出します。
ストロークの構えの違い
通常、ストロークの際には「構えを上げて」という指示は出されません。
これは、ストロークにおいて基本的な打点は、膝から腰の低い位置が標準の高さですが、高い位置でも頭のあたりになり、ボールを見ながら高いテイクバックを行う時間的な余裕があります。
そのため、構えの高さを特に上げる必要はありません。
一方で、ボレーでは頭よりも高い位置からボールを打つことがあり、ボレーは基本的にボールよりも高い位置から斜め下へのダウンスイングで打つため、ラケットを高い位置に上げる必要があります。
自然に構えるとバック側にラケットが向くのでフォアボレーが注意!
「自然体で構えましょう」と言われることがありますが、自然に構えるとラケットヘッドがバック側に向く傾向があります。
右利きの場合、これによりラケットヘッドは左上に向きます。
この結果、バックボレーのテイクバックが早まり、フォアボレーのテイクバックまでの距離が遠くなり、遅れる可能性も生じます。
さらに、注意が必要な点として、フォアボレーを肘から引くことが挙げられます。
これにより、フォアボレーのテイクバックがさらに遅れる可能性があります。
構えは大事なんですね
そうですね、特にボレーはネット前で素早い動きが必要なため、構えが重要です。
ボレーのテイクバック③
テニスにおいて、テイクバックはラケットを引く動作を指します。
しかし、ボレーではしばしば「ラケットを引かない!」と言われ、テイクバックに関して「引くべきか引かざるべきか?」と疑問に思うことがあります。
その答えは、状況によります。余裕がある場合、テイクバックを行うことができますが、余裕がない場合はテイクバックは適切ではありません。
速いボールのテイクバック
ボレーで速いボールに対するテイクバックのポイントは、時間的余裕がないため、ボールの後ろにラケットをセットすることです。
ここでの「セット」とは、ラケットをセットした後に振らなくてもボールに当たる状態を指します。セットの際のコツは以下の通りです
- 構えでリラックスする: 構えの際にはリラックスした状態を保つことが重要です。
- グリップは握るが、肩・肘・できれば手首もリラックスする: グリップを握る一方で、肩、肘、そして手首も緊張を解き、柔軟性を保ちます。
- 握るタイミングはボールをキャッチする時と同じ: グリップを握るタイミングは、ボールをキャッチするときと同様の自然なリズムで行います。
- ラケットと頭の距離が変わらないのが理想的: テイクバック時に、ラケットと頭の距離を一定に保つことが理想的です。
- 足首・膝も固めずに緩めて動けるようにしておく: 足首と膝を固定せずに、柔軟で動きやすい状態を保つことで、迅速な動きが可能になります。
遅いボールのテイクバック①
ボレーで相手のボールが遅い場合、時間的余裕があるため、スイングが可能です。
ボレーのスイングは理想的には肩を使用することがよく、一般的に手首を使って打つことは避けるべきです。
この時、ラケットは立っている状態が一般的であり、その結果としてアウトやネットの上下のブレが多くなるので注意してください。
遅いボールのテイクバック②
ボレーで相手のボールが遅い場合、時間的余裕があるため、スイングが可能ですが、別の選択肢として、時間があるからこそ前に詰めることもボレーにおいて重要な動きです。
ただし、前に詰める際には、テイクバックをすると遅れる可能性があるため、これは速いボールに対する対応と同様に、ラケットをボールの後ろにセットして前進し、詰める動きをすることが効果的です。
ボレーにもテイクバックはあるんですね
そうですね、ボールが遅くて余裕がある時はテイクバックしても大丈夫です。
ボレーでラケットは立てるのか?④
ボレーにおいて、ラケットを立てるかどうかはボールの高さによって変わり、時にはラケットが立つこともあり、寝かせることもあります。
ただし、下半身が強い選手は、基本的にどんなボールに対してもラケットを立てることが出来ます。ただし、打ち終わりにおいてはラケットは横向きになります。
ボールが高い場合はラケットを立てる
ボールが高い場合、それをハイボレーと呼び、頭よりも高くなります。
この時はラケットも立った状態で打つことができ、ネットよりも高い位置から打つことができるため、攻撃的なボレーが可能です。
ボールが低い場合はラケットを寝かす
ボールが低い場合はローボレーとなり、ラケットを寝かせる必要があります。
この際、ラケット面が上を向かないように注意が必要です。
ラケットヘッドが下がりすぎると、ラケット面が上向きになる原因となるため、ラケットは真横の状態か、それ以上に下げないよう心掛けましょう。
選手系の下半身が強い方は基本全てラケットは立てる
下半身が強力な選手は、低いローボレーでもラケットを立てることができます。
これは、テイクバックの段階でラケットを立て、インパクトからフォロースローにかけてラケットを寝かせていくのが適切です。
この時にラケットを立てるという行為の本質は・・・
相手のボールが強い場合、ラケットが寝ていると浮いてしまうからです。
ボレーは絶対ラケットを立てると思っていました。
そうなんです、ボールの高さによって、ラケットを立てる時や寝かす時があります。
ボレーの体の向きは斜めか横向きどちらか⑤
ストロークでは体を打つ方向に対して90度、つまり横向きにして打ちますが、ボレーの場合は打つ方向に対して45度の斜め向きで打つのが基本です。
これは基本的な体の向きであり、斜め前で打つとも解釈できます。ただし、「横を向いて打つ」というアドバイスもありますが、その理由は・・・
- 高い位置でのボレーは横向きになりやすい傾向があります。
- コンチネンタルグリップを使用すると、ボレーが横向きになります。
- ハイカットボレーも横向きになります。
ボレーは横向いてと言われましたが・・・
そうですね、グリップが厚い方には、あえてオーバーに横に向いてということがあります。
ボレーのインパクトの手首は90度でいいのか?⑥
このボレーの際の手首の角度については様々な意見があり、中には90度であるべきだという主張も見受けられます。
これは、そのプレーヤー自身が90度を意識して打っているためで、その方の手首の角度と一致しています。90度を意識する方の特徴は以下の通りです:
- 力があり、手首を固定できる方
- コンチネンタルグリップを使用する方
- ラケットを立てる方
- 男性の方
90度を保つ方は一般的に力強く、手首の角度を維持できる傾向があります。
一方で、力が不足している方には約120度が適しているかもしれません。
この選択の一番の理由は、打点を前に出すことができるからです。
ただし、手首の角度を変えるには時間がかかりますし、急激な変化は怪我の原因となる可能性があるため、焦らずにゆっくりと練習して身につけるようにしてください。
手首は90度じゃなくていいんですね
そうです、90度を保つことは理想ですが、力を無理に入れないようにしましょう。
ボレーのスイングとは?⑦
速いボールに対してはテイクバックをせずにブロックして打ちますが、遅いボールに対しては時間的余裕があり、スイングが可能です。
ボレーにおいては、「前で打って!」という指示がよくありますが、スイングが可能なのは体が横向きの状態です。この場合、スイングとは肩を動かすことを指します。
これは、ストロークをイメージすると分かりやすいでしょう。私自身がボレーのスイングで最も難しいと感じるのは、ラケットを立てて肩を使って高いボールを打つスイングです。
ボレーは振ったらダメと思ってました
そうですね、時間に余裕がある場合はスイングすることができます。
ボレーはスライスのスイング⑧
ボレーは基本的に上から下のダウンスイングの動きになります。
この動きは、ストロークのスライスに近いものとなります。しかし、スライスのボレーにおいて、よく見られる間違いや無意識の誤りがいくつかあります。
スクールでボレーの指導でスライスと言った際によく発生する事例をいくつか挙げてみましょう。
- ボールを切りすぎて、薄い当たりになること
- 切ろうとしてラケット面が上に向いて、ボールが浮いてしまうこと
- 速く振りすぎて手首が伸びること
- 打ち終わりに手首をこねること
ボレーのスイングの注意点は?
振れる場合と振れない場合があるので、その判断を速やかに行いたいですね。
ボレーの踏み込み⑨
ボレーは「踏み込んで!」と言いますがすべてのボールを踏み込むことは出来ません。
では踏み込めない時はどんな時があるでしょうか
- 相手ボールが速い時
- 前衛で急にボールが飛んできたとき
- 正面にボールが飛んできたとき
- 構えが遅い時
- 打ち込まれた時
踏み込むためには軸足に体重を乗せないと踏み込めない
ボレーの踏み込みにおいて、右利きの方のフォアボレーでは左足を踏み込みます。
しかし、踏み込む前には反対の軸足(右足)に体重がしっかりと乗っていないと、適切に踏み込むことができません。
踏み込むタイミングは打つ瞬間です
「打つ時に踏み込みましょう」と言いますが、これを具体的に説明すると、インパクトの瞬間に踏み込みが終わる状態です。
つまり、ボレーは動きながら打つショットと言えます。
ボールの距離によって踏み込む方向は変わる
ボレーでは先に述べたように、全てのショットで踏み込むわけではありません。
したがって、踏み込むかどうかはボールの位置に関係します。具体的な状況においては次のようなケースがあります:
- 打ちやすい場所に飛んできた場合は、打つ方向に踏み込む
- 遠いボールが飛んで来た場合は、横に踏み込む
- 近いボールが飛んで来た場合は、足をよけて体を逃がす
ボレーは常に踏み込む必要はありませんか?
はい、その通りですね!踏み込むタイミングを見極めてボレーを打つことが重要です。
テニスコーチブログ・・・
テニスコーチからのアドバイスは、コーチによって異なることがありますが、基本的にはすべて有益だと考えることが重要です。その理由は、コーチは豊富なテニス経験を持ち、多くの試合に出場し、様々な経験を通じて自分の指導スタイルを確立しています。そのため、異なるコーチが異なる言い方をするのは自然なことです。このことから、複数のコーチからアドバイスを受けるのも良い方法です。そうすることで、自分に合ったアドバイスを見つけ、それを活かして上達していくことが可能になります。
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