TENNISで大事なボールつき

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テニスを始める際に行う『ボールつき』ですが、果たしてその意味は何でしょうか?・・

エッセンス

テニス経験の豊富な方はご覧にならなくても大丈夫と思います。
初心者の方や指導する方は是非ご覧ください。

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目次

ボールつきとは何か?

ラケットの長さを覚える

テニスをする際には、まずラケットの長さを覚えなくてはなりません。

これを身につけることでボールとの距離を測ることができます。

テニスではラケットがある為ボールをキャッチするような体の正面では取れません

ボールが飛んできたら距離を測って体をボールから離した位置に立ちます。

その際に正確な距離感が必要になります

手からのスイートスポットの長さを覚える

具体的に長さとは、手からラケットの中心部分であるいわゆるスイートスポット(ラケットによって若干異なります)までの長さを指します。

いろいろなショットによってグリップが変わりますが、グリップによって距離感が変わるため、その持ち方での距離感を掴むことが上達への早道です。

ラケットの飛びを覚える

ラケットはボールを飛ばす道具ですが、どれだけ飛ぶかを体で理解しないとコートにボールを入れることができません。

そのためにはまず、ボールをついてラケットでの飛び方を覚えていきましょう。

また、ラケットの飛び方は異なるため、ラケットを購入する際に迷うことも多く、選ぶポイントも掲載しておきます。

さらに、ラケットにはガット(格子状の糸)が張られており、そのガットで打球感が変わったり、耐久性が高くなるため、ガットも選ぶポイントになります。

ラケットを選ぶポイント4選とタイプ別スペック

ボールの跳ね方を覚える

ボールはゴムでできており、弾みます。

ストロークでは相手のボールをワンバウンドで打つために、バウンド後の変化を把握しなければなりません。

ボールの強弱による跳ね方や伸び方の違い、実際のラリーでは球種によって跳ね上がったり滑ってきたりします。これも覚えていく必要がありますね。

グリップの持ち方を覚える

最初に自然に持ったグリップが一番力が入る持ち方になります。

ただし、この持ち方が正しいか確認する必要があり、良い持ち方を覚えるとボールをつく回数も着実に増えて、上達スピードも早くなります

意外とよくあるのは、正しい持ち方がその人にとって力が入る感覚や打ちやすさではないこともあります。最初は違和感があり、持ちにくいと思う場合もあります。

ボールつきの目標

長く続けられる

スイートスポットに当てる

テニスラケット面の真ん中をスイートスポットと呼び、そこに毎回当てるのが練習の目的です。

ボールつきでも毎回同じ場所に来ないので、打つたびに微調整が必要です。

よくボールを見るように言いますが、続く本質は・・・

エッセンス

ラケット面の位置を把握できると、ボールを見れば真ん中に当たるようになります。

両手を使う事が出来る

これはバックハンドストロークの事ですが右利きの方はフォアは右手の手のひらの感覚です。

バックは左手(両手バックの方)の手のひらの感覚で打ちたいので左手でボールつきを行いましょう。

エッセンス

右利きの方の両手バックのグリップは右手が下左手は上部分を持つので左手のボールつきは実際の持つ場所の上部分を持って練習しましょう。

両手バックの左手ですが最初は持ちにくい・力が入らないなどで全然続かないこともありますがメリットは左手の位置はグリップの上部分を持つ為に短く振りやすい事です。その為にインパクト面の感覚が分かればいいと思います。

色々なつき方を覚える

テニスのショットが多種あるのと同じでボールのつき方にも利き手や逆手、上つき、下つき、フレームつきなど色々種類があります。

これらを練習することでショットの正しい持ち方を覚えられます。

特にテニスで一番持つことが多いコンチネンタルグリップは初めは力が入らない方が多く厚目のグリップ(セミウェスタン・ウェスタン)でサーブやボレーを行ってしまします。

グリップの厚目の方は最終的にはコンチネンタルグリップに移行できるようにフレームボールつきでコンチネンタルグリップに慣れていきましょう。

コンチネンタルグリップに移行する練習 ⇒ 利き手のフレームつき

サーブ・ボレー・スマッシュはコンチネンタルグリップになりますがビギナーの方は無理にコンチネンタルグリップにしなくてもいいので打ちやすい厚目のグリップから始めましょう

ボールの距離感を掴める上つき

テニスはフォームが身についても実際のコートでボールが飛んできて打ちやすい場所に移動しないと打てません。

その為にボールの距離感を覚えます。

ストロークは自分の腰くらいの高さで打つことが基本でワンバウンドしてからボールを落として打ちます。

その距離感が大切で落として打つことを上つきのボールつきで覚えましょう。

この上つきのコツはボールが落ちてくるまで待つことです。

これがストロークの基本のボールの距離感になりワンバウンドする地点から体を後方に下げて(ボールの強さによって変わります)自分の膝から腰の間まで落として持ち上げます。

ボールつきの注意点

手のひらにすき間が開く

上手くグリップを持てていないと手のひらとグリップの間にすき間が空きしっかり握れません。手のひらとグリップが密着した持ち方で握りましょう。

手首が動く

手首が動くと怪我につながる可能性があります。

テニスを始めて大体3ヵ月までによく起こることで、無意識に手首が動いてしまい、テニス後に手首が痛くなります。

これは時間が解決してくれますが、極力過度な使い方を避けるようにしてください。ラケットのグリップは小指・薬指・中指を中心に持ちましょう。

高い位置でつかない

高い位置で打つ理由はボールのつき方が強いと起こります。

これはグリップがしっかり握れていないとボールが弾まないので自然に強くなっていきます。

その為につく位置が高くなってしまうのです。

グリップが握れてくると跳ねてくるので強くつかなくても続きます。そうなると腰くらいの位置で続けることが出来ます。

高い位置でつくと手首が曲がる(緩む)原因にもなりより力も入れにくくなります。

腰の高さくらいをキープしながらボールの跳ね方のコントロールが出来るようにしましょう。

膝を使わない

膝を使わないは2つ意味があり

①ボールの上下に合わせて膝を曲げない事
②膝をずっと曲げたままボールつきをしない

初めての方は、ボールをつくことから始めて、ラケットやボールを扱う感覚を磨いてください。
〇指導する方はグリップの持ち方から確認して手首の怪我にも注意してください。
安全のために広いスペースで行いましょう。

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